ダルビッシュ、歴代最多の日米204勝目 7回2安打無失点で今季初勝利…黒田博樹を抜く

本拠地・メッツ戦で快投…日米通算勝利数で単独トップに
【MLB】パドレス 5ー0 メッツ(日本時間31日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が30日(日本時31日)、本拠地・メッツ戦に先発登板。7回2安打無失点の快投で今季初勝利をあげた。日米通算204勝とし、ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏を抜いて日本人投手として歴代単独トップに立った。
ダルビッシュは初回1死からビエントスに中前打を浴びるが、後続を断った。2回は1死からアルバレス、マウリシオを連続三振。3回、4回も3者凡退に抑えた。打線は3回までに4点を先制。援護をもらうと、その後も無失点に抑えた。
6回まで毎回奪三振の快投。7回には先頭リンドーアを一ゴロ、アロンソを一邪飛、マクニールを左飛に抑え降板した。7回76球を投げ、2安打無四死球無失点7奪三振。防御率は6.46。降板時には“ユウコール”が沸き起こった。
38歳右腕は今季、右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入り。7月7日(同8日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で戦線復帰を果たしたが、4戦勝ち星なし。前回登板の24日(同25日)のカージナルス戦では4回途中8失点と苦しんでいた。