山本由伸、6回途中6K無失点で10勝目 渡米2年目で初の2桁到達…敵地でも拍手と歓声

レイズ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
レイズ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

5回まで両チーム無得点も…6回にドジャースが先制

【MLB】ドジャース 3ー0 レイズ(日本時間4日・タンパ)

 ドジャースの山本由伸投手が3日(日本時間4日)、敵地でのレイズ戦に先発登板。5回2/3を88球、5安打6奪三振無失点で今季10勝目をあげた。ドジャースは3-0で勝利し、山本は渡米2年目で初めての2桁勝利到達となった。

 初回、2回ともに1死から走者を許す立ち上がりも、後続を封じて無失点で切り抜けた。3回は3者凡退に仕留めると、4回は先頭のカミネロに右安打を浴びた。無死一塁から左直、見逃し三振、空振り三振に封じて、無失点を継続した。

 5回も先頭打者に内野安打を許す展開に。1死一塁からウォールズのバントを一塁に送球するも、フリーマンが捕球できず一、三塁に。味方の失策でピンチを迎えるも、ディアスを二飛、ローを空振り三振に仕留めて、5回までスコアボードに0を並べた。

 ドジャースは6回にパヘスが先制適時打を放ち、山本に勝利の権利が舞い込んできた。その裏もマウンドにあがった山本は、2死からキム・ハソンに左前打を許したところで降板。敵地に応援に駆け付けたファンはスタンディングオベーションで称えた。その後はベシアが打者1人を打ち取ってイニングを締めた。

 前回登板した7月28日(同29日)の敵地・レッズ戦では高湿で大粒の汗を流しながらも好投。7回101球4安打1失点で、約1か月ぶりとなる9勝目をマークしていた。

 これで防御率は2.51となり、降板時点でナ・リーグ3位となっている。

(Full-Count編集部)

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