まだ2年目なのに…大谷翔平、140年超の名門史で3人目の偉業 2年連続40号の“価値”

40号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
40号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

大谷は2023年から3年連続40号

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間10日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に3年連続4度目となる40号本塁打を放った。ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」によると、在籍わずか2年で球団史に燦然と輝く偉業を成し遂げたようだ。

 打った瞬間の一発だった。5回に迎えた第3打席、カウント3-1からクリス・バシット投手のシンカーを完璧に捉えた。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離417フィート(約127.1メートル)、角度27度の豪快な本塁打をバックスクリーンにかけた。

「ドジャー・インサイダー」は自社X(旧ツイッター)を更新し、ドジャースにおける2年連続で40本塁打以上を記録した選手を紹介。1953年から57年に5年連続で達成したデューク・スナイダー、2001&2002年のショーン・グリーンに次ぎ、今回の大谷が球団3人目の偉業を達成したという。

 大谷は2023年12月に10年総額7億ドル(当時1014億円)でドジャースに入団。昨季は右肘手術の影響で打者に専念し、54本塁打を記録して球団歴代最多アーチを更新した。今年は6月に投手に復帰したが、打者としての勢いは衰えることなく、140年以上の歴史を誇る名門史においても異彩を放っている。

(Full-Count編集部)

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