SBサファテが馬原越えの球団新39セーブ　「あと2回ビールかけしたい」

9回に登板し三者凡退　「連覇を目標にやっている」

　ソフトバンクのデニス・サファテ投手が19日、ロッテ戦に登板。2点リードの9回を三者凡退に抑え、2007年に馬原孝浩がマークした球団記録を更新する39セーブ目をマークした。チームは2-0で勝利。お立ち台に登場した守護神は、満員のファンに向け記録達成について語った。

「馬原投手は素晴らしい投手なので、記録を抜けたのは嬉しく思う。自分一人の力では出来ないので、チームメイトに感謝している」

　今季61試合で5勝0敗、防御率0.88と圧倒的な安定感を誇る右腕は、お立ち台で喜びを口にした。

「福岡で試合があるときは毎試合多くのファンが来てくれるので、その試合で投げられるのは嬉しい。あとは、キャッチャーがいつも素晴らしい仕事をしてくれる。いいキャッチャーに恵まれたこと、いいチームメイトにも恵まれているからだと思います」

　助っ人は安定感が光る投球の秘訣をこう語った。

　17日のリーグ優勝決定の胴上げ投手は「あと2回ビールかけをしたい。（日本一）連覇を目標にやっている」と、次なる目標を宣言。CSも含めて今季あと2回、歓喜の瞬間のマウンドにこの男がいるシナリオをファンも思い描いている。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count