巨人・坂本勇人、衝撃の代打3ラン　東京D上段に豪快弾…場内騒然、打った瞬間の確信弾

フルカウントから伊藤将司のカットボールを捉えた

■巨人 ー 阪神（15日・東京ドーム）

　巨人・坂本勇人内野手が15日、阪神戦で代打3ランを放った。東京ドーム上段に届く確信の一発に、場内は大歓声が巻き起こった。

　一振りで決めた。巨人が0-4と劣勢で迎えた6回、2死一、三塁の場面で横川凱投手の代打で坂本勇の名前がアナウンスされた。沸き立つ場内。フルカウントから伊藤将司投手が投じた131キロのカットボールを強振。打球は綺麗な弧を描き、左翼スタンド上段に突き刺さった。

　坂本勇は打った瞬間、バットを放り投げてベンチへガッツポーズ。反撃の3ランは今季3号だった。史上48人目の通算300本塁打に、あと2本とした。

　12ゲーム差で首位阪神を追う巨人。逆転のペナント奪還、熾烈なAクラスに向けて一戦必勝の戦いが続いている。ベテランのバットが反撃の狼煙となるか。