大谷翔平を「危険にさらすことしない」 4回予定も…ド軍監督が早期降板理由を説明

オリオールズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:アフロ】
オリオールズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:アフロ】

3回2/3、70球を投げ3安打無失点で降板した

【MLB】オリオールズ 2ー1 ドジャース(日本時間6日・ボルティモア)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたオリオールズ戦に先発し、3回2/3を3安打無失点だった。70球で降板させた理由について、デーブ・ロバーツ監督は「球数も多くなっていたし、最初に4回60球くらいを考えていたが、(球数的にも定めた量を)彼は超えていた」と説明した。

 大谷は3日(同4日)に予定されていた先発登板を体調不良のため回避。8日(同9日)のロッキーズ戦で先発すると発表されていたが、この日グラスノーが背中の張りを訴えたため、急きょマウンドに上がっていた。

 立ち上がりは17球で3者凡退だった。しかし2回2死からはリベラの中前打、3回は2死から四球と安打でピンチを招いた。4回、先頭のマウントキャッスルに三塁線を破る二塁打を許し、その後暴投で三進させるも、カウザーをフォーシーム、リベラをスイーパーでそれぞれ空振り三振に仕留めた。本塁こそ踏ませなかったが球数はかさみ、2死三塁の場面で降板となった。

 指揮官は「(フィジカル的に)消耗されてない投手がいたし、もう1人と対戦するために彼を危険にさらすようなことはしない」と慎重な姿勢だった。また「(今回のように)突然ではない通常の状況だったら、続投させていただろう」と“緊急登板”が影響していたことを明かした。

(Full-Count編集部)

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