阪神のV直後…虎党が発見「トレンドになるわ」　正捕手の“振る舞い”に「抜け目がない」

優勝決定の瞬間、ファンが気づいた坂本の“振る舞い”

　阪神は7日、甲子園での広島戦に2-0で勝利し、2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。9回から登板した岩崎優投手が秋山翔吾外野手を中飛に打ち取ると、マウンドに選手が集まり藤川球児監督の胴上げが行われた。その歓喜の輪ができる直前、虎党はある選手の“振る舞い”に注目。「坂本のマスクオフ、優勝の瞬間を象徴する名シーンだね」と坂本誠志郎捕手の姿を称えていた。

　9回2死で打席に入った秋山の打球を中堅手の近本光司外野手がグラブに収めると、捕手の坂本はマスクを外し、ヘルメットに刻まれたタイガースのロゴが正面にくるように被り直し、マウンドで待つ岩崎のもとへ歩みを進めた。その後、ベンチから駆け寄ってきたナインとともに藤川監督の胴上げに加わった。

　マスクを外しロゴをはっきり見えるようにして岩崎に近づく坂本の“振る舞い”を発見したファンは「多分これからのキャッチャーのトレンドになるわ」「タイガースのロゴを前にしてる。抜け目無さ過ぎて偉すぎるw」「カメラ映ってないとこでマスク外してメット被り直したんか」「何度見てもええなー」「絵になる瞬間だった」と続々とコメントし称えていた。

　プロ10年目の坂本はここまで103試合に出場し打率.243、2本塁打、22打点。12球団トップのチーム防御率2.12を誇る強力投手陣を正捕手として支えてきた。