思わぬ“引退勧告”に「まだ選手をやりたい」 抱えた葛藤…元ロッテ捕手が選んだ道
JFE東日本・宗接唯人アナライザー【写真:町田利衣】JFE東日本の宗接唯人アナライザーは2021年までロッテでプレー
ユニホームからスーツに変わっても、チームのためを思い動く姿は変わらない。元ロッテ捕手でJFE東日本の宗接唯人氏は、今季からアナライザーを務め、チームの第96回都市対抗野球大会8強を支えた。「まさかという感じだった」という現役引退だったが、プロ時代の経験も活かしながらデータ面などでアドバイスを送っている。
2年連続で東京ドームの舞台に立った。昨年とは違う役割に「選手が頑張ってくれたので。僕は別に特に何かをやったということはないんです」。そう言って謙遜する宗接アナライザーだが、試合中もベンチ入りして積極的に助言。試合のないときも、とにかく映像とにらめっこしながら「これまでにないくらい見ています」とデータ分析に励む。
思いもよらない“転機”だった。2021年限りでロッテを戦力外となったあと、JFE東日本でプレーしていた。昨シーズン終了後、落合成紀監督から声を掛けられた。「『来年からアナライザーをやってほしい。その中でいろいろアドバイスをしてくれたらチームもレベルアップできると思うから頼む』と言われ、まだ選手をやりたかったので『少し考えさせてください』と言いました」。
プロ5年間で出場わずか4試合「もっとガツガツ前に行くのも大事だった」
(町田利衣 / Rie Machida)