“大谷超え”1128億円男が「MLB史上最高」 到達したレジェンドの域「35-30-115」

メッツのフアン・ソト【写真:ロイター】
メッツのフアン・ソト【写真:ロイター】

ソトが史上3人目の「35本、30盗塁、115四球」を達成した

【MLB】フィリーズ 9ー3 メッツ(日本時間10日・フィラデルフィア)

 メッツのフアン・ソト外野手が9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・右翼」で出場し、8回に今季30個目となる盗塁を決めた。自身初で今季のメジャー最速となる「30-30(30本塁打&30盗塁)」に到達し、偉大な打者たちと並ぶ大記録を樹立した。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「MLBの歴史で、同一シーズンで35本以上、30盗塁以上、115四球以上をマークした選手」と紹介した。これまでに記録したのは、1996年、1997年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)、1997年、1999年のジェフ・バグウェル(アストロズ)の2人のみ。MLB史上3人となる偉業となった。

 この投稿を見たファンは「特別な才能」「MLB史上最高の打者」「エリート中のエリート」「GOATだということをスタッツが証明している」などの声を上げ、ソトの“レジェンド”ぶりを称えていた。

 ソトは昨オフにドジャース・大谷翔平投手を抜き、スポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1128億円)の契約を手にした。シーズン序盤は不調だったものの、打率こそ.261ながらも38本塁打、94打点、OPS.921の好成績を残している。

(Full-Count編集部)

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