大谷HRキャッチに「震えているよ」　カーショーLA最終登板で…ハリウッド男も大興奮

ハリウッド在住で映画製作会社に勤務するブラウンさん「キープするよ」

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ（日本時間20日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、本拠地のジャイアンツ戦で逆転の52号3ランを放った。今季限りで現役引退するクレイトン・カーショー投手の黒星を消す一発。これを見事にキャッチしたのが、ハリウッド在住で映画製作会社に勤務するジェイソン・ブラウンさんだ。

「ショウヘイ、52号!!　彼はいつもあの方向に打つんだよ、今回の本塁打も左翼方向に打ったんだ。カーショーの最終登板の日で、我々はグローブの準備は出来ていたよ」

　カンザスシティ生まれの48歳。「ロイヤルズを応援しているんだ。カンザスシティで生まれたから」とのことでロイヤルズ帽子を被っての観戦となったが、ドジャースのシーズンチケットも所持。ローリングス社製のグラブを持ち、虎視眈々と本塁打キャッチを狙っていた。

「ショウヘイが彼（カーショー）をバックアップしたんだ。私は震えているよ。震えているんだ。信じられないよ。本物であることを証明する人がここに入れてくれたら良かったんだけど。それが私の今の願いだよ。これは大きな（意味を持つ）1球だからね。52号だ」
　
　レジェンド・カーショーのレギュラーシーズン最終登板で、これからのドジャースを背負う17番が逆転アーチを放つ――。「ホームランボールをキャッチするのは初めてなんだ。もちろんキープするよ。非常に大きな意味を持っているからね」。なかなか映画でも描けそうにないストーリーに、48歳も目を丸くしていた。

（小谷真弥 / Masaya Kotani）