大谷翔平が明かした対戦してみたい選手 “叶わぬ決戦”…「空想上という意味」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平がラプソード社のインタビューに応じた

 並々ならぬ努力が、快進撃を支えている。ドジャースの大谷翔平投手は、自身がアンバサダーを務め、弾道測定分析デバイスを展開するラプソード社の独占インタビューに出演。「重視していること」などを明かした。

 公式X(旧ツイッター)で映像が公開されると、同社の機器が算出するデータで重要視している測定基準に言及。「ヒッティングに関しては打球速度、角度を重視していますし、ピッチングに関しては、スピードとの相関はありますけど、ボールの動きを主に重視しています」と語っている。

 ラプソードのデータとフィードバックを基にして生まれた変化については「変えたものというよりかは、感覚とのすり合わせみたいなところで。こういう風に打ったらこれだけ打球スピードが上がったよねとか、角度がこれくらいついたよねとか。自分のフィーリングとデータとの一致が大事かなと思うので、それを擦り合わせていく作業を毎日やっています」と明かしている。

 これまでに学んできた中で「若手選手の助けになり得る最善の打撃ドリルは?」との問いには「1番と言われたら、何ですかね」と前置きしつつ「ティーから始まってフリップ、流れでやることが決まっているので。流れが1番大事かなというか。毎日の準備の中で、同じことをやって、体調の変化だったりデータの変化だったりというところで。同じ風に動いているはずだけど、今日はあんまり動けてないのかなとか、逆に結構疲れているはずなのに、良い数値が出ているということは良い動きができているということなので、その要因が何なのかなというところにアプローチしていくって感じですかね」と、日頃のルーティンから得るデータを基に試合へ臨んでいると明かしていた。

 対戦してみたい選手を問われると「ベーブ・ルース選手じゃないですかね。よく比較もして頂いてますし。対戦することはない存在なので、空想上という意味ではそうなるかと思います」と笑顔を見せて“叶わぬ決戦”を楽しみにしていた。

(Full-Count編集部)

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