ベッツはいないのに…大谷翔平は“通常運転” 敵地放送局が注目、出場を続ける理由

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は敵地マリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場

【MLB】マリナーズ ー ドジャース(日本時間27日・シアトル)

 ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。レギュラーシーズン最後のカードに臨んでいる。初回の第1打席、普段と異なる“光景”にマリナーズ実況も注目した。

 ドジャースは前日25日(同26日の敵地ダイヤモンドバックス戦に勝利し、地区優勝を決めた。試合後はシャンパンファイトが行われ、ナインは美酒に酔いしれた。すでにポストシーズンも第3シードが確定している影響か、この日は大きく打順を入れ替えた。

 2番はムーキー・ベッツ内野手に代わってアンディ・パヘス外野手、3番にはフレディ・フリーマン内野手ではなくマイケル・コンフォート外野手を起用。6番にもキム・ヘソン内野手を据えた。

 大谷が第1打席に向かうと、マリナーズ地元放送局「ルートスポーツ・ノースウエスト」の実況アーロン・ゴールドスミス氏は「今日は典型的なドジャースのラインナップではありません。ここにいない選手たちについてお伝えすると、フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ムーキー・ベッツ、そしてトミー・エドマンは足首を少し治療しているところです」と伝え、「ドジャースは昨日地区優勝を決めたため、多くのスター選手を休ませています」と説明した。

 しかし、「54本塁打を誇るオオタニは休みません。彼の次のホームランは、ドジャースのシーズン記録となるでしょう」とした。大谷はすでに昨季と同じ54号を放ち、ドジャース球団歴代1位タイに君臨。また、カイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)と熾烈なタイトル争いを演じている。

(Full-Count編集部)

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