大谷翔平、ポストシーズン初の1試合2発 138m特大弾…弾丸先頭アーチに続くPS通算5本目、本拠地熱狂

本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

レッズ戦とのWCS第1戦に「1番・指名打者」で出場

【MLB】ドジャース ー レッズ(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間10月1日)、本拠地で行われたレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦に「1番・指名打者」で出場し、初回の第1打席に続き、6回の第4打席でこの試合2本目の本塁打を放った。ポストシーズン初の1試合2発に本拠地は歓声に包まれた。

 レギュラーシーズンで自己最多の55発を放った大谷のバットが止まらない。6回2死一塁で迎えた第4打席、大谷はフィリップスの138キロ変化球を捉えると打球は右翼席へ。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)、角度34度の特大アーチとなった。

 最初の快音は初回の第1打席。先発グリーンの4球目のフォーシームを捉えると打球は弾丸ライナーで右翼席に飛び込んだ。打球初速117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離375フィート(約114.3メートル)、角度21度の一撃は貴重な先制弾となった。

 ポストシーズン初出場となった昨季も初戦のパドレス戦で本塁打を放っており、2年連続でPSアーチを記録。昨年のポストシーズンでは16試合で3本塁打だったが、初戦で2本塁打を放ち、昨年を上回る勢いだ。

 過去にポストシーズン本塁打を記録した日本選手は大谷を含め8人。松井秀喜(10本)、井口資仁(1本)、田口壮(2本)、松井稼頭央(1本)、岩村明憲(1本)、イチロー(1本)、鈴木誠也(1本)で、この一発で大谷はポストシーズン通算5本とした。

【実際の映像】飛ばしすぎだろ… 大谷翔平が右中間席へブチかました2発目

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