山本由伸、5回途中で降板 3回まで“完璧”も被弾→3失点…勝てば地区S突破

フィリーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

山本由伸は5回途中で降板

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第3戦に先発登板し、5回途中67球、6安打3失点で降板した。勝てば地区シリーズ突破が決まる大一番。試合を作ることができなかった。

 初回から3回は流れに乗った。先頭のターナーをバントでの投ゴロに抑えると、2番のシュワーバーを一ゴロに。続くハーパーには四球を許すも、4番のボームを中直に仕留めてリズムに乗った。2回、3回も3者凡退に封じた。

 しかし4回。先頭のシュワーバーに今シリーズ初安打となるソロを許すと、2本の安打と味方失策などで2点を加えられ、3点を失った。5回は先頭から2連打されたところでロバーツ監督がマウンドに歩み寄り、降板となった。2番手のバンダがピンチを凌ぎ、山本はベンチで手をたたいた。

 前回登板した1日(同2日)のレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦でも先発登板し、7回途中を113球で4安打2失点(自責0)に封じて、ワイルドカードシリーズ突破に導いていた。
 
 山本は9月、4試合に先発して1勝0敗で防御率0.67。27回を投げて34奪三振、11四球、被安打7の内容で、防御率と被打率.081、WHIP0.67はメジャートップの成績で今季2度目の月間MVPに輝いた。レギュラーシーズンでは今季30試合登板して12勝8敗、防御率2.49をマーク。昨年のポストシーズンでは4試合登板で2勝0敗、防御率3.86でワールドシリーズ制覇に貢献していた。

(Full-Count編集部)

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