ド軍、スポンサー収入で年間300億円突破へ 北米スポーツ初…大谷翔平効果で加速

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

スポンサーは計76社、日本企業が20社

 ドジャースの今季スポンサー収入が2億ドル(約305億円)を突破する見込みだと分かった。「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」が27日(日本時間28日)に報じている。スポンサー収入2億ドル以上は北米プロスポーツ初の快挙となる。

 ドジャースは2023年12月に大谷翔平投手と10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を締結すると、以降は日本企業のスポンサーが一気に増加した。SponsorUnitedのデータによると、ドジャースは現在76社のスポンサーを抱えており、そのうち20社が日本企業。新たに加わった6社は、JTB、八海山酒造、伊藤園、二階堂酒造、東映アニメーション、東京エレクトロンだという。

 さらに「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」によると、ドジャースのスポンサー契約額はMLB平均の5倍にのぼっているという。昨季から3000万ドル(約45億8000万円)増加し、1年で17%の伸び率となった。

 また、ドジャースは今季のレギュラーシーズンで401万2470人を動員した。40万人突破は球団史上初。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、昨季の本拠地1試合あたりの平均チケット収入は429万ドル(約6億5000万円)に達していたという。

 ユニホーム売上ランキングでも、ドジャースは球界を席巻している。大谷は3年連続で1位に輝き、フレディ・フリーマン(3位)、ムーキー・ベッツ(4位)、クレイトン・カーショウ(12位)もトップ20入りと人気面でも群を抜いている。

(Full-Count編集部)

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