佐々木朗希、WS初登板は1回2/3を無失点 8回のピンチで好救援…本拠地は「ROKI」コール

同点の8回1死一、二塁で登板し無失点、10回からシーハンが登板
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・佐々木朗希投手が27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に6番手で登板。8回1死一、二塁でマウンドに上がり、2人の打者を打ち取り得点を与えなかった。9回も無失点で切り抜け、ブルージェイズに流れを渡さなかった。
ワールドシリーズの初マウンドはピンチの場面で巡ってきた。8回1死一、二塁で登板すると先頭のタイ・フランス内野手を三ゴロ。続くネイサン・ルーク外野手はスプリッターで投ゴロに抑えて無失点。右腕の快投に、本拠地には「ROKI」コールが巻き起こった。
9回もマウンドに上がると安打と四球で得点圏に走者を背負うも勝ち越しは許さなかった。1回2/3、29球を投げて1安打、2四球、無失点。1点も与えられない大事な場面での登板で見事な投球を披露した。
メジャー1年目の今季は開幕ローテ入りして8先発、1勝1敗、防御率4.72だった。5月に右肩インピジメント症候群により負傷者リスト入りし、8月中旬に3Aで実戦復帰。チーム事情でブルペンに移り、9月24日(同25日)に再合流した。レギュラーシーズンでは2試合に救援登板し、防御率0.00だった。
ポストシーズンではレッズとのワイルドカードシリーズで“胴上げ投手”になると、フィリーズとの地区シリーズ第1戦では日米通じて初セーブ。第2戦では緊急登板で2セーブ目を挙げた。第4戦では3回をパーフェクト投球。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でも快投を見せ、ワールドシリーズ進出に貢献した。
(Full-Count編集部)