大谷が被弾直後…HRキャッチの少年に「騙された」　投げ返したはずなのに、米爆笑

ワールドシリーズの名場面となった一発

【MLB】Bジェイズ 6ー2 ドジャース（日本時間29日・ロサンゼルス）

　大舞台でスター同士の対決で飛び出した記念の1球は、やはり欲しかったのだろうか。28日（日本時間29日）のワールドシリーズ第4戦で、ドジャースの大谷翔平投手からブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が豪快2ランを叩き込んだ。このボールを観客席でキャッチした少年の動きが話題を集めている。

　1点を追う3回1死一塁、大谷の甘く入ったスイーパーをゲレーロJr.は逃さず、左中間スタンドへ運んだ。値千金の逆転弾となり、この一発が結果的に決勝打となった。ライバルを攻略したゲレーロJr.は「ただ、ダメージを与えられる球を待っていて、それがゾーンの高めに来たのでしっかり仕留められた」と語った。

　この本塁打を、左中間スタンドでグラブをつけて観戦していた少年が見事にキャッチ。しかし少年はドジャースファンだったのか、ボールをグラウンドに投げ返し、これを見ていたブルージェイズファンの男性は唖然としていた表情だった。

　だが、これには仕掛けがあったようだ。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のX（旧ツイッター）は「この少年はブラディのホームランを投げ返したように振る舞ったけど、それは別のボールだった」と投稿。動画をよく見ると、少年はポケットから別のボールをこっそり取り出してグラブの付近にもっていき、それをグラウンドに投げ返していた。この行動には「完全に騙されたよ！」「天才的なアイデア」「いい仕事だぞ、少年」「私がドジャースファンだったとしても、ブラディのホームランボールを投げ返す気なんてない」などのコメントが寄せられている。