山本由伸は492億円契約に「相応しい」 ベッツは“心酔”「最前線で投げる先発投手」

ベッツが絶賛「最前線で投げる先発投手」
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャース・山本由伸投手が31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投でシリーズ2勝利目を挙げた。試合後、ムーキー・ベッツ内野手は「ヨシがヨシらしい投球をしていた」と絶賛していた。
山本は初回1死から失策でピンチを背負うも、ゲレーロJr.を三併殺に仕留めてピンチを脱出した。味方が先制した直後の3回にはスプリンガーに適時打を浴びたが、以降はピンチを脱し、スコアボードにゼロを並べた。6回1死からは左翼スタンドからファンが乱入するハプニングも起こったが、2死一、二塁のピンチでバーショから空振り三振を奪った。
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ワールドシリーズ第2戦で9回1失点完投勝利をマーク。ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙だった。ワールドシリーズは15イニングを投げて自責点2とエースの投球を見せている。
試合後、ベッツは山本を称賛。「球種を混ぜて、ストライクをたくさん奪っていた。ヨシは……最前線で投げる先発投手なんだ。彼は、手にしたもの(契約)に相応しい理由を示したね」と12年3億2500万ドル(約492億円)の契約に納得していた。
(Full-Count編集部)