西武、高橋光成のポスティングでの米挑戦を容認 球団発表…「昔から夢だった場所」

西武・高橋光成【写真:小林靖】
西武・高橋光成【写真:小林靖】

球団本部長「本人の思いを踏まえ、今年がその挑戦のタイミング」

 西武は5日、高橋光成投手のポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍を目指すことを容認したと発表した。今後は球団で移籍に向けた手続きを開始する。

 高橋は群馬・前橋育英高から2014年ドラフト1位で西武に入団。1年目から8登板で5勝2敗、防御率3.07をマークすると、4度の2桁勝利を記録した。2024年には開幕11連敗という不名誉記録もあったが、今季は24試合で8勝9敗、防御率3.04の成績を収めた。

 高橋は2022年オフからポスティングシステムでの米挑戦を球団に要望していた。ポスティング容認にあたって広池浩司球団本部長、高橋本人のコメントは以下の通り。

〇広池浩司球団本部長コメント
「ドラフト1位で入団し、1年目からこれまで本当によく投げてくれたと思います。ここ2年は本人にとっても納得のいく成績ではなかったかもしれませんが、その間も彼の強い意思は常に受け取っており、今回はその意思を尊重して挑戦を容認することにしました。彼は多くのイニングを任せられる存在であり、しっかりと試合をつくってくれる投手ですので、本音を言えば来季以降もライオンズでプレーして欲しいですが、以前から伝えられていた本人の思いを踏まえ、今年がその挑戦のタイミングであると判断しました」

〇高橋コメント
「球団にはこの挑戦を後押しいただき、本当に感謝しています。自分の意思を尊重してもらえたことがうれしいです。この決断が間違っていなかったと思えるように、精一杯がんばりたいと思っています。ずっと球団には思いを伝えてきましたし、昔から夢だった場所でもあるので、こうしてチャンスをいただけたことに心から感謝しています」

(Full-Count編集部)

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