大谷翔平、理解不能な「43-20-7」 MLB150年史で唯一無二の4度目…伝説打者でもわずか1回

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

コーディファイ社が紹介、異能ぶりが際立つ達成回数

 また1つ、歴史の枠を超える記録が刻まれた。ドジャースの大谷翔平投手は、今季43本塁打、20盗塁、7三塁打以上をマーク。この3部門をすべて高水準で揃える離れ業は、メジャー150年の歴史でもほとんど例がない。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は、1955年のウィリー・メイズ以来、大谷だけが4度達成している事実を紹介した。

 この驚異的なスタッツについて、同社は公式X(旧ツイッター)で「43本塁打、20盗塁、7三塁打以上を記録したのは、ウィリー・メイズ(1955年)、ショウヘイ・オオタニ(2021年、2023年、2024年、2025年)」と列挙。レジェンドと肩を並べるだけでなく、達成回数でも大谷が圧倒している。

 43本塁打、20盗塁、7三塁打という基準は、パワー、スピード、機動力のすべてが揃っていなければ達成できない指標だ。いずれもシーズン終盤時点での記録であり、数字の上積みがある可能性もある。これを複数回、しかも短期間で実現するのは極めて異例といえる。

 大谷は2021年に初めてこの記録を達成。以降、2023年、2024年、そして2025年と、わずか5年で4度も記録し、歴代でも稀有な達成であることを示した。

(Full-Count編集部)

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