日本ハム、西川遥輝の獲得を発表 通算343盗塁、5年ぶり復帰「最後はファイターズしかない」

4度の盗塁王、2度のベストナインも獲得
日本ハムは2日、西川遥輝外野手の獲得を発表した。2021年以来、5年ぶりに古巣に復帰する現役最多343盗塁を誇るスピードスターは「もう一度、ファイターズのユニフォームを着て野球ができることをうれしく思います」と復活を誓った。
球団を通じ「スワローズから戦力外と伝えられた時、最後に野球をやるとしたらファイターズしかない、と頭に浮かびました。ファイターズでプレーできなかったら、野球をやめる……ぐらいの気持ちでした」とコメントした。
5年ぶりの復帰となるが「若い選手が増え、ファンの皆さんは若い選手の名前を知っている方が多いのかなと思います。そういったファンの方には名前を覚えてもらい、僕が在籍したころからのファンの方には思い出してもらえるように頑張ります」と意気込んだ。
西川は智弁和歌山高から2010年度ドラフト2位で日本ハムに入団。4度の盗塁王、2度のベストナイン、4年連続のゴールデングラブ賞に輝くなど、俊足と優れた選球眼を武器に長年レギュラーとして活躍した。
しかし2021年オフにノンテンダーとして自由契約に。楽天やヤクルトでプレーするもレギュラーには定着できず、今季は49試合に出場して打率.174、0本塁打6打点1盗塁だった。通算1426安打、打率.271を残している。
(Full-Count編集部)