“大谷超え”の新助っ人は「ロマンある」 凌駕する数値…西武の「本気の補強」に震撼

西武が獲得したアレクサンダー・カナリオ【写真:アフロ】
西武が獲得したアレクサンダー・カナリオ【写真:アフロ】

今季はパイレーツで87試合出場、6本塁打

 西武は22日、アレクサンダー・カナリオ外野手と選手契約を締結したと発表した。まだ25歳で身体能力が高く、打撃ではドジャースの大谷翔平投手を上回る指標があることからファンの期待も高まっている。

 185センチ、97キロで右投右打の外野手。メジャー通算108試合で打率.229、8本塁打、28打点、マイナー通算120試合で打率.252、32本塁打、96打点を残している。今季はパイレーツで自己最多の87試合に出場した。

 注目されるのはバットスピードで、米データサイト「ベースボール・サーバント」によると平均76.0マイル(約122.3キロ)。大谷の75.8(約122.0キロ)も凌駕し、メジャー上位に立つ。コンタクト率は低く粗削りだが、若いので伸びしろに期待がかかる。また、肩も強く、メジャーやマイナーではしばしば外野からの補殺を決めていた。

 SNSでは「まさしくブリブリ振れる外野手」「ロマンあるなぁ」「theパワーヒッターって感じ」「パワーえぐいし肩強い」「バカ肩」「25歳はさすがにプロスペクトすぎる」「西武ガチで怖い」「西武今年は補強本気だな」など期待の声が集まった。西武は同日、先発として期待がかかる技巧派のアラン・ワイナンス投手の獲得も発表。既に台湾球界から林安可外野手、FAで桑原将志外野手と石井一成内野手を獲得しており、オフに積極的な動きを見せている。

【実際の動画】新助っ人が見せた驚異の“爆肩” 25歳のプロスペクトは「ロマンある」

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