圧倒Vもよぎる悪夢…失速気味のソフトバンク、CSへの不安要素は?

V決定後、2度目の3連敗、日本一連覇に向け浮上する不安要素

 パ・リーグ史上最速でリーグV2を飾ったソフトバンク、ポストシーズンは大丈夫か――。28日の楽天戦(ヤフオクドーム)では先発した寺原が3回5失点でKO。松田が本塁打キング独走の西武・中村に2本差に迫る35号2ラン、今季限りでの退団を表明した松中が今季初安打&初打点をマークしたが、試合は5-10で完敗した。

 今季3度目の3連敗。17日の優勝決定後は2度目の3連敗で、チーム戦績は4勝7敗だ。いくつか不安要素も出てきた。

○柳田の故障

 26日のロッテ戦(QVCマリン)で左膝裏の内側に死球を受けた影響で、翌27日の同カードから3試合連続欠場。ベンチ入りも外れた。すでにティー打撃するなど打撃には影響はないようだが、まだ全力疾走は出来ない状態。CSまで時間はあるが、実戦調整は出来るのか。

○投手陣

 武田は26日のロッテ戦でリーグ2位タイの13勝目。自身4連勝と好調をキープしているが、エース摂津はV決定後の2戦2敗だ。V決定後はチームは1試合平均3・64失点。ここまで今季は1試合平均3・41失点で、少し状態を下げている。9勝無敗のバンデンハーク、スタンリッジ、中田、寺原、ウルフ、千賀と先発の駒はそろうが、果たして……。

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