日本人投手活躍の鍵を握る男 ヤンキース正捕手・マッキャンが田中将大、黒田博樹とのコンビに自信

ヤンキース正捕手が田中、黒田とコンビを組む

 ヤンキースのブライアン・マッキャン捕手(30)が、田中将大(25)、黒田博樹(39)の両投手とコンビを組む機会を与えられたことに感謝していると、米ケーブル局ESPN電子版が伝えた。ブレーブスから新加入した期待の正捕手は、13~16日までのパナマ遠征を回避。キャンプ地のフロリダ州タンパに残り、田中が先発する現地時間16日の本拠地でのブレーブス戦、黒田が先発する同17日の敵地でのパイレーツ戦で先発マスクをかぶる予定となっている。

 野手組の主力はベテランを除いてほとんどがパナマ遠征に出たが、マッキャンには残留するように指示が出た。実は、当初は帯同する予定だったが、首脳陣が急きょ、方針を変更したという。

 ジョー・ジラルディ監督は、その理由について、ともにタンパに残る田中、黒田とオープン戦でコンビを組ませるためだと説明。シーズンに入ってから2人のキーマンの力を最大限まで引き出すため、マッキャン本人もその方針に賛成したという。

 これまで、マッキャンはオープン戦で田中、黒田といずれも1試合ずつしかコンビを組んでいない。

「16、17日と2試合続けて先発するよ。彼らを2度以上は見る必要がある。そうしなければいけないし、そうする必要があると思うね」

 そして、こう続けた。

「ただ、僕は彼らの球種を知っているし、彼らがどうしたいのかも知っている。もし明日、シーズンが始まっても、2人と組む自信はあるよ。ただ、2回以上コンビを組めば、もっと2人(の投球スタイル)に慣れることが出来るし、本番への準備ができる」

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