高校野球に波及で物議も…当の本人は「ははは、面白いね」 一大ブーム呼んだ“たっちゃん”|WBCプレイバック

塁上で“ペッパーミルパフォーマンス”を行うスラーズ・ヌートバー【写真提供:産経新聞社】
塁上で“ペッパーミルパフォーマンス”を行うスラーズ・ヌートバー【写真提供:産経新聞社】

両手を“ギュッ、ギュッ”…ラーズ・ヌートバーが一躍時の人に

 3月5日に開幕する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。野球日本代表「侍ジャパン」の連覇はもちろん、世界のスターたちのスーパープレーや、代表チームの誇りをかけた戦いにも注目が集まります。

 3年前の前回大会でも、いまだ記憶に新しい名シーンや珍場面が生まれました。Full-Countでは、今大会の“熱狂”の準備として、2023年の忘れられない場面をプレイバックします。

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 胸の前で両手を“ギュッ、ギュッ”。コミカルなパフォーマンスが、一大ブームを巻き起こした。2023年大会に野球日本代表「侍ジャパン」の一員として参加したラーズ・ヌートバー外野手。気迫溢れるプレーと明るいキャラクターで、ファンはすっかり虜になった。

 アメリカ人の父、日本人の母を持つ日系人として、初めてWBCの日本代表に参加。ミドルネームが「達治(タツジ)」ということで、侍ジャパンでは「たっちゃん」と呼ぶことに。チームに合流した日には、ナインは“たっちゃんTシャツ”を揃って着用。粋な演出で歓迎した。

「たっちゃん」Tシャツを着る侍ジャパンの選手たち【写真:荒川祐史】
「たっちゃん」Tシャツを着る侍ジャパンの選手たち【写真:荒川祐史】

 ペッパーミルは侍戦士たちのお決まりのパフォーマンスに。ファンも含め皆が真似するようになり、多方面に波及した。

 その年の選抜高校野球大会に出場した球児が塁上で“ペッパーミルパフォーマンス”を行うと、一塁塁審が注意する場面も。日本高野連が「選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」と異例の声明を発表した。自身のパフォーマンスが物議を呼んだことに、ヌートバーは「ははは、それはとても面白いね。禁止されている理由は分からないけど、とてもクールなことだ」と笑顔だった。

 ヌートバーは2大会連続の侍ジャパン入りが期待されたが、昨オフに両かかとの手術を受けた影響もありメンバー入りとはならなかった。今大会はどんなパフォーマンスが生まれるのか、目が離せない。

(Full-Count編集部)

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