大谷翔平のロッカーに置かれていた「刀掛け」 珍しい保管方法…侍ジャパンでも頼る“相棒”
ファンの前でフリー打撃を披露した大谷翔平【写真:小林靖】見慣れぬツートンカラー…ドジャースのロッカーに
大谷翔平投手(ドジャース)は27日、中日との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」の試合前にグラウンドでフリー打撃を行った。手に持っていたのは、ブラックとシルバーで片面ずつペイントされているバットだった。2025年シーズンに愛用してきたもので、シーズン中はロッカーで他の選手ではあまり見られない形で保管している。
4度打席に入ったフリー打撃全てで使用し、27スイングで11本のアーチを描いた。このバットは、よく見ると3色に分かれている。グリップ部分は試合で使うものと同じブラック。ヘッドの部分は明るいグレーの面と、薄いブラックというカラーリングだ。
大谷はこのバットで、スイングの軌道を確認している。この日のフリー打撃を記者はバックネット裏の三塁側寄りの記者席から見ていたが、大谷がバットを立てて構えた時、こちらには必ず明るいグレーの面が向けられていた。バットの向きとミートポイントを常に意識し、スイングをかけていた。
本塁打が出ていなかった時期に、バットを持ってロッカーを後にしたことも
このツートンカラーのバット、大谷の保管方法が特徴的なことが印象に残っている。昨年の5月末、2025年シーズンで初めてドジャースのロッカーを訪れた際、大谷のロッカーには「刀掛け」があり、そこに1本のバットが置かれていた。大谷はロッカーを2つ与えられており、片方は衣類や道具。もう片方にスペースを使ってバットが飾られている。
試合前と試合後に記者がロッカーに入れる時間帯には必ずそのバットが置いてあった。誰かから贈られたバットを大事に飾っているのかと思っていたが、試合直前の打撃練習で使っていたのだ。
2位パドレスにゲーム差1に接近された昨年8月30日(日本時間31日)のダイヤモンドバックス戦後。直近5試合で本塁打が出ていなかった大谷は、自宅でスイングを確認したかったのか、このバットを持ってロッカーを後にしたこともあった。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)
