鷹から最多9人が選出…NPB選手に“キーマン”は? 異例の抜擢も…5日に幕を開けるWBC

侍ジャパン・伊藤大海、周東佑京、近藤健介(左から)【写真:小林靖、加治屋友輝】
侍ジャパン・伊藤大海、周東佑京、近藤健介(左から)【写真:小林靖、加治屋友輝】

WBCに出場するNPB12球団の選手を紹介

 5日から始まるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には、NPB球団に在籍する選手も数多く出場する。NPB12球団からWBCに参加する選手・スタッフを紹介していく。

 ソフトバンクからは12球団最多の9名が選出。NPB“最強左腕”の1人であるリバン・モイネロ投手(キューバ)は2017年、2023年に続く出場で、プレミア12にも2015年、2019年、2024年と3大会連続で選出されている。ジーター・ダウンズ内野手は、父親の出身地であるニカラグア代表としてWBC初出場のチームをけん引する。

 21歳の快速左腕、アレクサンダー・アルメンタ投手(メキシコ)は育成契約ながら春季キャンプで1軍メンバーに抜擢されており、初出場のWBCで成長を示せるか。新戦力の徐若熙投手はチャイニーズ・タイペイ代表の主戦投手であり、加入2年目を迎える張峻?投手とともに初の大舞台に挑む。

 日本代表に選ばれた牧原大成内野手、周東佑京外野手、近藤健介選手外野手は、優勝した前回大会を経験。初出場となる松本裕投手は、貴重なリリーバーとしてフル回転の活躍が期待される。

 中日からは6人が出場。ウンベルト・メヒア投手(パナマ)は2023年に続く出場で、前回大会では初戦に先発するなど、2試合で4イニングを投げて防御率0.00と見事な投球を披露した。ランディ・マルティネス投手とクリスチャン・ロドリゲス選手は、キューバ代表の未来を担う逸材として期待がかかる。

 アルベルト・アブレウ投手(ドミニカ共和国)は、2024年に西武でプレーしており、米球界でのプレーを経て今季から中日に加入。MLBのスター選手が揃う代表で、日米で培った経験を活かすことができるか。日本代表の高橋宏斗投手は、20歳で参加した前回大会で優勝を経験。プロ2年目で初選出された金丸夢斗投手とともに、成長した姿を世界に見せつけたい。

 日本ハムからWBCに出場するのは5人。アリエル・マルティネス捕手(キューバ)は、前回大会では途中から捕手のレギュラーをつかみ、ベスト4進出に貢献した。チャイニーズ・タイペイ代表の古林睿煬投手と孫易磊投手はともに初出場だが、投手陣の主軸としての期待がかかる。伊藤大海投手と北山亘基投手も、日本代表で飛躍する姿を見せたいところだ。

阪神の球団通訳・伊藤ヴィットル氏が異例の抜擢

 オリックスと阪神からは4人が出場。オリックスのアンドレス・マチャド投手(ベネズエラ)と宮城大弥投手(日本)は2大会連続の出場。曽谷龍平投手と若月健矢捕手は初の大舞台となる。昨年リーグ制覇に貢献した阪神の坂本誠志郎捕手、佐藤輝明内野手、森下翔太外野手も初出場。阪神の球団通訳を務める伊藤ヴィットル氏もブラジル代表に選ばれており、異色の経歴が話題を集めている。

 西武からはボー・タカハシ投手(ブラジル)、林安可外野手(チャイニーズ・タイペイ)、源田壮亮内野手(日本)が出場。巨人からは守護神のライデル・マルティネス投手(キューバ)、アルベルト・バルドナード投手(パナマ)、大勢投手(日本)のブルペンを支える3人が名を連ねた。

 ヤクルトは中村悠平捕手、DeNAは牧秀悟内野手、楽天は藤平尚真投手、ロッテは種市篤暉投手、広島は小園海斗内野手をチームを代表し、大舞台に臨む。

(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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