佐々木朗希に必要な「ターゲット」 “消失”が招いた低迷を指摘…米識者が分析した日米の違い

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

米識者が分析した佐々木朗希の制球難「ターゲットがなくなっている」

 ドジャースの佐々木朗希投手がオープン戦で制球に苦しんでいる現状について、米国の識者が“原因”を指摘した。米放送局「MLBネットワーク」の番組内で、解説者を務めるハロルド・レイノルズ氏が、捕手の構え方に問題があると分析。「ターゲットがなくなっている」と、明確な“的”がないことが制球難の一因だと指摘した。

 佐々木は3日(日本時間4日)、アリゾナ州グッドイヤーで行われたガーディアンズとのオープン戦に登板。初回に満塁弾を浴びるなど、2回0/3を投げて4失点、3四球と苦しんだ。同番組内で司会者のマット・バスガージアン氏から右腕の状態に問われたレイノルズ氏は、「心配していません。(問題点は)修正可能だと思うからです」とキッパリと言い切った。

 同氏は同戦の映像を見ながら、「彼(佐々木)がモーションに入るときにはターゲット(になるミット)がなくなっているんです」と指摘。捕手がリリース前にミットを下げてしまうため「(捕手のミットの動きが)スムーズではなく、焦っているんです。だから目線が動いてしまう」と、フォームに影響を与えていると分析した。

 比較対象として、日本代表として出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前回大会の準決勝・メキシコ戦の映像を紹介。「捕手を見てください。決して動かない。ミットを彼のために上げている。あれは彼が投げるためのターゲットなんです」と熱弁した。本来のポテンシャルを強調し、「彼は日本から来た時、制球難の投手としては知られていなかった。彼がストライクを投げたから、誰もが彼を欲しがったんです」と語った。

 メジャーの舞台で本来の力を発揮するために必要なのは、明確な的だという。「彼の球は超一流です。何を投げるか相手が分かっていても打てない、そういうタイプの投手なんです」と絶賛。「(次回登板では)彼のためにミットを構えて置いてほしいですよ。彼に、ターゲットに投げさせてあげてください」と、捕手のスキル“改善”を強く要望していた。

(Full-Count編集部)

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