韓国を黙らせた侍27歳「見事」 井端監督絶賛…155キロに急落魔球、2球種でもたらした流れ

緊迫した日韓戦…流れを引き寄せた3者連続三振
■日本 8ー6 韓国(7日・東京ドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」は7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組の韓国戦に8-6で勝利した。試合後、井端弘和監督が絶賛したのは、7回に大会初登板を果たした種市篤暉投手(ロッテ)だった。3者連続の空振り三振を奪い、日本に流れを持ってきた。
日韓戦は手に汗握る試合となった。種市は同点の7回に登板。4回に同点2ランを放っていた9番キム・ヘソンから上位に回る打順だったが、キム・ヘソン、キム・ドヨン、ジャメイ・ジョーンズを空振り三振に仕留め、雄叫びをあげた。
チームはその裏に3点を奪い、種市がWBC初登板で勝ち投手となった。試合後に井端監督は、「種市投手は初登板で、見事なピッチング。流れを引き寄せたかなと思っています」とたたえた。
ロッテでは先発を務める右腕だが、今大会ではリリーフに回る。短いイニングで剛速球と魔球のフォークを組み合わせれば、相手にとっては脅威だ。
この日投じたのは直球とフォークのみ。直球は154キロが1球、その他はすべて155キロをマーク。組み合わせるフォークは144キロ前後と高速で、三塁側記者席からでもストンと落ちるのが目に見えて分かる大きな落差だった。
初めて立った憧れの舞台。磨いてきた極上の2球種で、幕張から世界に挑む。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)