「優勝以外は失敗」発言直後…大谷翔平に滲んだ“気遣い” 失意の中に見た国を背負う覚悟

大谷が添えた一言「監督もスタッフも、裏方の人たちも」
「優勝以外は失敗」――。重い言葉の直後、“気遣い”を忘れなかった。野球日本代表「侍ジャパン」は14日(日本時間15日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・ベネズエラ戦に5-8で逆転負けを喫した。失意の敗戦後、大谷翔平投手(ドジャース)が発した言葉に日本のファンからは称賛の声が集まった。
試合終了から1時間以上が経過した深夜、私服姿で取材に応じた大谷。自身の最後の打席を振り返り「自分たちの力不足」と語るなど、悔しさを隠さなかった。その中で発したのが、「優勝以外はなんというんですかね……失敗というか」という重い言葉だった。
しかし、その言葉の裏にはチームへの深い愛情と使命感があった。続けて「みんな優勝だけを目指して頑張ってきましたし。監督もスタッフも、裏方の人たちも、そこを目指して頑張ってたので」と言及。表舞台に立つ選手だけでなく、ブルペン捕手やアナリストなどチームを支え続けた裏方スタッフの無念も代弁し、全員の思いを背負う覚悟を示した。
絶望のどん底にあっても、周囲への配慮を欠かさない大谷の人間性。悲しみに沈む日本のファンを感動させた。
SNS上には「裏方まで想ってる大谷さん、ほんと日本人として誇りしかない」「本当に侍Jへの想いが伝わってくるね」と称賛のコメントが殺到した。さらに「ただ悔しさだけを語るのではなくチームや裏方やスタッフへの熱い想い、チームを引っ張る方に相応しいと思います」「チーム全員の気持ちを背負って話していた」と、真のリーダーとしての振る舞いに心を打たれるファンが相次いでいた。
(Full-Count編集部)