菊池雄星「悔しさしか残ってない」 初のWBCは無念のベスト8…見据える“秋の大舞台”

WBCは韓国戦、ベネズエラ戦に登板
【MLB】エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間20日・アリゾナ)
エンゼルス・菊池雄星投手が19日(日本時間20日)、アリゾナ州サプライズで行われたロイヤルズとのオープン戦に先発し、4回2/3を2安打1失点、2三振で交代した。試合後に報道陣の取材に応じ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。
菊池は初回に中越えソロを被弾し、2回以降は制球を乱して3四球を出したが、以降は追加点を与えなかった。5回2死一塁の場面で降板。試合後は「開幕前最後の実戦だったので、色んなボールを試しながらになりましたけど、非常に収穫が多かったと思います」と手応えを口にした。
試合中は「新しい球種」を試したという。先日まで野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてWBCに参加。その際、侍ナインがスプリットを多投していることから「日本の選手にたくさん話を聞いて。みんなスプリット、いいボールを投げるので、みんなに聞いて回ってコツを教えてもらった感じです」と新たな球種の取得を目指したようだ。
菊池にとってWBCは自身初の選出となった。7日の1次リーグ・韓国戦では初回にまさかの3失点の立ち上がりだったが、その後はゼロに抑え、3回6安打3失点4奪三振。14日(同15日)の準々決勝・ベネズエラ戦では9回から登板し、1回1安打無失点1奪三振だった。
「チームが準々決勝という道半ばで負けてしまったので、悔しさしか残っていないですけど」と悔しさを滲ませた菊池。しかし、すぐにメジャーが開幕する。「ただシーズンはもう始まりますし、ここから半年間、気持ちを切り替えて戦わなければいけないので。ただ、国際大会を初めて経験しましたけど、やはりああいう緊張感の中で投げたいと改めて思いましたね。やっぱりポストシーズンとか、そういう痺れる展開で野球はしたいなと思いました」と、秋の大舞台への思いを口にした。
悔しさが残ったWBC。それでも「どちらかが勝って、どちらかが負けるのがスポーツですから。やっぱり簡単には勝てないなと改めて思いました。WBCで国の代表になりたくて、各国の子どもたちが『代表になりたい』という思いで大人になって、憧れのユニホームを着て、という大会ですので。簡単にどの試合も勝てなかったですし。最後の負け方とかも、『野球って難しいな、でも楽しいな』と思いました」と、充実感も得たようだ。
(Full-Count編集部)