「地獄へ落ちろ」 同僚に吐き捨てた暴言、握手拒否が生んだ確執…当事者がついに謝罪

WBCの米国戦でローリーがアロサレーナの握手を拒否
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での“握手拒否”騒動に、ついに終止符が打たれた。マリナーズのランディ・アロサレーナ外野手が21日(日本時間22日)、同僚であるカル・ローリー捕手に対する自身の暴言について謝罪した。米紙「シアトル・タイムズ」が報じたもので、ファンをやきもきさせていたチームメート間の確執の噂は、開幕を前に無事に雪解けを迎えたという。
事の発端は、9日(同10日)に行われた1次ラウンドの米国対メキシコ戦だった。メキシコ代表のアロサレーナが第1打席に向かった際、米国代表で捕手を務めていたローリーに握手を求めた。しかし、チーム内での合意事項に従ったローリーはこれを拒否した。試合後、アロサレーナはスペイン語メディアに対し、「くそったれ」「地獄へ落ちろ」などと怒りを隠さず暴言を吐き捨てていた。
中継映像には映っていなかったものの、本塁でのやり取りと過激なコメント動画がSNS上で拡散され、瞬く間に炎上状態となった。翌日にローリーは「私はランディを愛している。僕らは家族であり兄弟だ」と後悔の念を示し、沈静化を図っていた。
そしてついに当事者の口から謝罪の言葉が発せられた。同紙によると、アロサレーナは広報を通じて「カルとは話し合い、試合後の私の発言について謝罪した。WBCで何があろうと、我々が兄弟でありチームメイトである事実に変わりはない」と声明を発表した。「二人ともマリナーズがワールドシリーズで勝つことだけに集中している」と語り、騒動を乗り越えた両者は共に世界一を見据えている。
(Full-Count編集部)