佐々木朗希、マイナー降格は避けられず? ド軍記者の指摘…「フジナミを思い出す」スカウトも

米記者「ドジャースが彼に解決策を提供できるか」
ドジャースの佐々木朗希投手の現状に、米メディアから厳しい声が上がっている。オープン戦で制球難に苦しみ、防御率15.58と大乱調の右腕に対し、米地方紙「ニューヨーク・ポスト」のディラン・ヘルナンデス記者が24日(日本時間25日)の記事で言及。「ロウキ・ササキは壊れている」と指摘し、その再建への難しさを説いた。
佐々木は23日(同24日)のエンゼルスとのオープン戦で2回0/3を投げて無安打5失点。8四死球の大乱調だった。ヘルナンデス記者はこれを「悲惨な先発登板」と表現した。記事では「明快な育成プロジェクトとして始まったものが、際限なくもっと複雑なものになってしまった。ロウキ・ササキが“解体”されてしまった今、ドジャースは彼を再建しなくてはならない」と、球団が直面している課題について触れた。
さらに、再建が可能かどうかも定かではないとし、「これは日本人剛腕投手のサイン(契約)を巡ってドジャースが他のメジャー29球団に勝った時に、知らないうちに引き受けたことなのだ」と綴った。「そう書いた理由は、ササキが壊れているからだ」と辛辣な記事を掲載している。
佐々木自身の状態についても深刻な見方を示している。「彼は自分がなぜストライクが入らないのか分からない。来週レギュラーシーズン初先発を果たすまでにそれができるようになるか、彼は分からない」と説明。オープン戦での不振により自信が揺らいでおり、本人がマイナーでの調整を受け入れているように聞こえるほどだと、発言から感じた“違和感”を指摘した。
その上で、「ササキは一晩で修理できるようには聞こえなかった。見た感じ、この24歳右腕は一から出直さなければならず、彼がチームのためにメジャーレベルで何かをするまで、ドジャースは何年も彼に投資しなければいけないかもしれない」と、長期的な育成が必要になる可能性を示唆した。
記事の中では、試合を視察したある大リーグのスカウトの言葉も紹介されている。「ササキはシンタロウ・フジナミ(藤浪晋太郎投手)を思わせる」と指摘。かつて日本で大谷翔平投手と同等の存在とされながら制球に悩まされた右腕と、現在の佐々木の姿を重ね合わせた。
デーブ・ロバーツ監督は開幕4戦目、30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦で佐々木に先発させる方針を明かしている。同記者は「どこかの段階で、結局彼はマイナーリーグに行くことになる」と断言。ただ、最後に「問題を修正する第1歩は、問題があると認めることで、ササキはそれをした。今の疑問は、ドジャースが彼に解決策を提供できるかだ」と結び、球団の育成手腕に注目していた。
(Full-Count編集部)