先発外の予定も「今日は出たい」 正捕手スミスが逆転2ラン「最高にクールだ」

8回に2試合ぶりの逆転2号2ラン「勝ってスイープを達成できたことは最高にクールなことだ」
【MLB】ドジャース 3ー2 Dバックス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースのウィル・スミス捕手は28日(日本時間29日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦で逆転2号2ランを放ち、開幕3連勝へ導いた。31歳の誕生日。自らのボブルヘッド(首振り人形)が来場者配布された一戦で結果を出し、「勝ってスイープを達成できたことは最高にクールなことだ。興奮しているよ」と声を弾ませた。
起死回生の一撃は1点を追う8回2死一塁だった。右腕モリーヨの高めフォーシームをバックスクリーンへ。「相手は100マイルの速球と良いスライダーを持っている。打席の中で徐々に自信を深めていけた。練習中は少し自信がなかったけど、試合が始まれば競い合うだけ。試合の中でボールを呼び込んで捉える感覚が戻ってきた」。当初は先発を外れる予定だったが、ロバーツ監督へ「今日は出たい」と出場を志願。満点の結果を出した。
昨年ワールドシリーズ第7戦でも延長で決勝ソロを放つなど、抜群の勝負強さを誇る。米メディアからは「最も過小評価されているクラッチヒッター」と呼ばれている。「大きな舞台でも冷静さを保つことはできている。余計なことをしようとせず、自分のアプローチ、狙っている球に集中し、あとは結果に身を任せる。それが僕のスタイルだ」と大きくうなずいた。
土壇場で試合をひっくり返したチームは開幕3連勝。「自分たちが決してあきらめない。常に良い打席を続け、誰かが大きな一打を放ってくれると信じている。ブルペンも本当に優秀だ。チーム一丸となった結果だ」と胸を張っていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)