驚異の打率5割、ド軍パヘスが覚醒した理由 仮想CY賞撃ちで「見極める能力が向上」

安打を放ったドジャースのアンディ・パヘス(左)【写真:黒澤崇】
安打を放ったドジャースのアンディ・パヘス(左)【写真:黒澤崇】

パヘスは30打数15安打の打率.500、3本塁打、10打点と絶好調

【MLB】ドジャース 10ー5 ナショナルズ(日本時間5日・ワシントンDC)

 ドジャースのアンディ・パヘス外野手がブレークの兆しを見せている。4日(日本時間5日)の敵地・ナショナルズ戦では、3号3ランを含む3安打3打点の大活躍。ここまで30打数15安打の打率.500、3本塁打、10打点。OPS1.349と堂々の成績を残している。

 2年目の昨季は打率.272、27本塁打、86打点。ロバーツ監督から今春のブレーク候補に挙げられていた。好調な理由は何なのか。

「スプリングトレーニングから取り組んできた、自分のゾーンをしっかりと管理し、打てる球を打つという練習の成果が出ているのだと思う。昨年の調子が悪かった時期を振り返ると、ゾーンの外にある球を振ってしまい、規律を欠いていた。今はゾーン内でスイングすることに集中している」

 昨季からスイングは変えずに、自分のストライクゾーンを意識。その中で自分の得意とする球を打ちに行くように努めているという。「シーズン序盤は早く結果を出そうと焦って、ゾーン外の球に手を出してしまいがち。今年は昨年のように焦るのではなく、自分が対応できる球にしっかり集中できている」と大きくうなずいた。

 打撃練習では実在の投手の投球を忠実に再現する最先端の打撃マシン「トラジェクト・アーク」を使用。オフシーズンもキャンプ中も毎日30分から1時間をかけて打ち込んできたという。

「多くの球を見ることで、球を見極める能力が向上したと思います。変化の大きい球を中心に練習しました。キャンプでは、特にボールが激しく動くポール・スキーンズ投手を想定した練習に重点を置きました。今はスキーンズ投手から始めて、それからその日の先発投手に合わせて練習している」

 日頃から昨年のサイ・ヤング賞右腕と対戦していれば、どんな投手のボールもイージーに見えてしまいそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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