ベッツ負傷でド軍が直面した現実 LA記者が伝えた「不快な記憶」…WS3連覇へ心配要素

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

33歳のベッツがIL入りの可能性も

【MLB】ドジャース 10ー5 ナショナルズ(日本時間5日・ワシントンDC)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が4日(日本時間5日)、敵地でのナショナルズとの試合中に負傷交代したアクシデントが、チームの抱える大きな懸念を浮き彫りにしている。地元紙の記者は主力選手の「高齢化」を指摘し、今後の長期戦に向けた戦力維持に警鐘を鳴らしている。
 
 まさかの事態は初回に起きた。「3番・遊撃」で先発出場したベッツは、1死から四球を選んで出塁。続くフレディ・フリーマン内野手の二塁打で2点目のホームを踏んだが、その直後の守備から退き、代わってミゲル・ロハス内野手が急遽遊撃のポジションに入った。デーブ・ロバーツ監督は交代理由を「ホームインした際の走塁だ」と説明。負傷者リスト(IL)入りの可能性も浮上している。

 この離脱に地元紙「カリフォルニア・ポスト」のディラン・ヘルナンデス記者は「ムーキー・ベッツの怪我で不快な記憶を思い出した。ドジャースは高齢だ」との見出しで記事を掲載。厳しい現実を指摘した。

「まだシーズン8試合しか戦っていない33歳ベッツのIL行きの可能性がある。もし現実となれば、このチームにまた何か起こるのかという懸念が再び高まるだろう」と分析。打撃改造でシーズンの“長丁場”に備えていたベッツが、早々に離脱することとなり「3連覇プロジェクトが崩壊しうるということを不愉快にも思い起こさせるものとなった」と伝えた。

 最大の懸念要因は、主力野手の年齢層の高さだ。33歳のテオスカー・ヘルナンデス外野手、35歳のマックス・マンシー内野手、36歳のフリーマン、そしてベッツの代役を務める37歳のロハスなど、キャリアの始まりよりも終わりに近いベテランが顔を揃えている。

 ドジャースは大谷翔平投手という球界最高の選手やサイ・ヤング賞クラスの先発投手を4人擁し、戦力はMLB随一。しかし、同記者は「主力の数人は高齢で、懸念点は『(彼らが)崩壊するのでは?』ではなく、『いつ崩壊するのか』という点だ」と痛烈に指摘している。

 ワールドシリーズはまだ6か月以上も先の話。「彼らはそれまで持ちこたえるように努めてきたが、すでに1人倒れてしまった」と締めくくられている。ベッツの早期復帰が待たれるが、同時にベテラン軍団のコンディション管理という重い課題がドジャースに突きつけられている。

(Full-Count編集部)

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