大谷翔平に“罵声”も…「他意はありません」 カナダ実況は爆笑「たまたまあなたは」

Bジェイズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
Bジェイズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

ブルージェイズ放送局の実況と解説がブーイングに言及

【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間7日・トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。試合前のスタメン発表からロジャースセンターには大ブーイングが鳴り響き、異様な雰囲気に包まれている。敵地に渦巻く因縁の感情に対し、現地放送局の実況陣もその背景に言及して話題を呼んでいる。

 大谷の第1打席、場内は異様な空気に包まれた。ファンは容赦ない声を浴びせ、続くカイル・タッカー外野手も同様の洗礼を受けた。タッカーはブルージェイズからの10年契約という長期オファーを断り、年平均6000万ドル(約95億7800万円)という巨額の4年契約でドジャース入りした経緯があり、ファンの期待を裏切った形として厳しい視線が送られた。

 大谷との因縁は2023年12月に端を発する。当時、フリーエージェントだった大谷が「トロントへ向かっている」という誤報が流れ、街中が歓喜に沸いた直後にドジャース移籍が決まった。この「フラれた過去」をファンは忘れておらず、遠征のたびにブーイングが定例化。昨季のワールドシリーズでは「お前はいらない」という合唱まで起きていた。強豪チームをさらに強くしたスター軍団への対抗心がブーイングを加速させている。

 地元放送局「スポーツネット」の実況を務めるダン・シュルマン氏は「ミスター・オオタニ、他意はありません。たまたまあなたは去年ワールドシリーズでブルージェイズを負かしたドジャースの顔というだけのことです」と語った。また、フレディ・フリーマン内野手への反応が鈍い点について「人々が彼がWBCでカナダの代表だったことを覚えているから」と分析。“母国の英雄”への敬意がブーイングを抑えていると説いた。

(Full-Count編集部)

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