緊急降板マエケンが“謝罪” 楽天に生まれた一体感…日本ハム打線を封じた裏側

4回途中に降板した楽天・前田健太【写真:加治屋友輝】
4回途中に降板した楽天・前田健太【写真:加治屋友輝】

前田健太は右足がつり4回途中で緊急降板、NPB復帰後初勝利お預け

■楽天 3ー0 日本ハム(7日・楽天モバイル 最強パーク)

 楽天は7日、楽天モバイル 最強パークで行われた日本ハム戦に3-0で勝利し、引き分けを挟んだ連勝を4に伸ばした。先発の前田健太投手が4回途中に緊急降板したが、そこから5投手が無失点でバトンをつないだ。2番手の加治屋蓮投手は「ブルペン陣が一致団結できた」という一幕を明かした。

 NPBでは広島時代の2015年10月2日の中日戦以来、3840日ぶりの白星を狙ったマエケンをアクシデントが襲った。無失点投球を続けていたが、4回1死一塁から田宮に2球を投げたところで右足を気にして顔をしかめる。一度は続投したが、3球目が大きく外れると、駆けつけたトレーナーらとベンチに下がりそのまま降板した。

 試合後、球団は右足をつったためと発表。試合開始時の気温9度、強風吹き荒れる悪天候だったとあり、新庄剛志監督も「前田くんもね。あの寒さだったら、足、急に痛めたりするし」とかばうほどだった。

 前田健のアクシデントを受けて急遽登板したのが加治屋だ。「野手の皆さんには寒い中で待たせてしまい申し訳なかったですが、結果を出すことが最優先の場面だったので少し時間をいただきました」としっかりと肩をつくり、マウンドへ。後続を断ち、無失点で切り抜けた。

「(前田健からは)『ごめん、カジ』と言われました。僕が登板が終わってからは会えていないのですが、ブルペンの方たちにも『ごめん』とブルペンまで来て言っていたので、おそらくその一言でブルペン陣も『よし、やるぞ』という意気込みというか、一致団結できたのではないかと思います」

 加治屋が話した通り、その後登板した内、鈴木翔、西垣、藤平も無失点でバトンをつないだ。5日の西武戦(ベルーナドーム)では救援7投手がゼロを並べて延長12回の戦いを引き分けるなど、強固なブルペン陣が好調のチームを支えている。

(町田利衣 / Rie Machida)

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