天国の娘に捧ぐ弔い好救援 ド軍べシア、由伸を救う無失点リリーフも「2日間辛かった」

昨年のBジェイズとのワールドシリーズ中に娘が死去「この2日間辛かった」
【MLB】ドジャース 4ー1 Bジェイズ(日本時間8日・トロント)
ドジャースのアレックス・べシア投手は7日(日本時間8日)、敵地・ブルージェイズ戦の7回途中から2番手として救援した。1イニングを無失点で切り抜け、今季2ホールド目。チームの5連勝に貢献した。「チーム全員でつかみ取った素晴らしい勝利だ。ヤマモトは最高だったし、彼を助けられて良かった。テオスカーのキャッチも、その後の三振も。チームの勝利だ」と胸を張った。
昨年のブルージェイズとのワールドシリーズ中に生まれたばかりの娘が死去。世界一を目指すチームから戦線離脱した。あれから半年。トロントでのブルージェイズ戦は自然と感情的になった。
「この2日間は辛かった。でも、スタンドに妻がいてくれたことは嬉しかったし、試合が終わって最初にハグをしたのも彼女でした。登板中も登板後も彼女の姿を見られたのは最高でした。アドレナリンが出て、観客の熱気も力になりました。1球1球に集中した、素晴らしい登板だったと思う」
8回はトライネン、9回は守護神ディアスが締めた。昨季は不安定だった救援陣は、ここまで救援防御率2.70と結果を出している。
「自分たちで高い目標を設定している。今年は良い形でシーズンに入ることができ、自信に溢れている。仲間を誇りに思うし、自分自身の仕事も誇りに思う。明日もまた勝とう」
2020年にメジャーデビューし、ここまで通算305試合登板。300登板時には、母から「300試合おめでとう」とメールが来たという。「そんなに投げていたんだと驚いた。それだけすぐに回復して準備ができているということ。そして信頼されているということ。とても光栄なことだ」。悲しみを乗り越えた鉄腕がドジャースのブルペン陣を支えていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)