歴史的な3発を生んだ大好物との決別「一番辛かった」 35歳マンシーの進化への決意

マンシーのドジャース通算213本塁打は歴代3位、サヨナラ弾は通算4本目
【MLB】ドジャース 8ー7 レンジャーズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースのマックス・マンシー内野手は10日(日本時間11日)、本拠地のレンジャーズ戦で1試合3発の大暴れを見せた。2回に2号ソロ、4回に3号ソロと2打席連発すると、同点の9回にはサヨナラ4号ソロ。5打数4安打3打点、5得点と驚異的な活躍を見せ、チームは10勝一番乗りした。
歴史的な大暴れだ。1試合3本塁打は自身3度目で、サヨナラ弾を含む3発は球団では1959年ドン・デミーター以来67年ぶり2人目の快挙だ。ドジャースでは通算213本塁打とし、1958年の球団移転後ではロン・セイ(通算228発)、エリック・キャロス(270発)に次いで歴代3位に躍り出た。なお、サヨナラ弾は通算4本目だ。
衰え知らずの35歳。しかし、オフ期間中に大好物と決別していたという。「オフに食事管理を徹底しました。パンをかなり控えました。家族みんなパンが大好物なので、これがかなり辛かった」。筋骨隆々だが、トレーニングにも変化を加えた。「これ以上筋力を増やすのは難しい。計画を切り替えて、筋力強化よりも可動性や敏捷性に重点を置きました。体重もキャンプ開始時には体重207ポンド(約94キロ)程度まで絞りました」。
スラッガーにとって体重減は打球が飛ばなくなる“死活問題”となるが、公称の215ポンド(約97.5キロ)からダイエット。守備範囲も広くなった。「すべての打球に対して足が動いている。以前は足が止まってしまうことがあったが、今は動けている。何より健康と感じられることが大きい」と大きくうなずいた。
「左中間へ強い打球を打てている時は私のスイングがベストな状態にある証拠です。ここ数年は肘の怪我の影響で逆方向へ押し込むことが難しかったが、ようやく解消された。センターを中心に捉えられている今は、全てが良い方向に向かっている」。まだまだドジャースを引っ張ってくれそうだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)