大谷翔平は史上最強の1番打者か? 日本選手最長記録も…イチロー氏の際立つ「2」

大谷は日本人最長を更新する44試合連続出塁、2009年イチローの記録を抜いた
ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地のレンジャーズ戦の5回に右前打を放ち、日本人最長を更新する44試合連続出塁をマークした。2009年イチロー(マリナーズ)がマークした記録を抜き去った。
連続試合出塁記録と言っても期間中の両者の打撃成績は大きく違う。共に1番打者でイチローは202打席(43試合)、大谷は207打席(44試合)とほぼ同じだが、安打数はイチローが71安打、大谷は47安打。無安打だった試合は大谷が11試合あるが、イチローはたった2試合だけだ。MLB通算3089安打を放った安打製造機が、いかに安定して快音を飛ばしてきたかが分かる。
大谷の成績で際立つのは四球数だ。イチローが12四球に対して大谷は34四球。期間中の44試合のうち25試合で四球を選んでいる。日本選手の新記録を樹立した試合後、ロバーツ監督は「出塁の価値を理解している。相手が慎重になり、結果として四球が増える側面もあるが、そこでは規律を保たなければならない。彼が歩くことで、(後続の)タッカーやスミスにチャンスを繋いでいる。打者は時に焦ってしまうものだが、一貫して素晴らしい仕事をしてくれている」と高く評価した。
43試合連続出塁中のイチローは打率.374で、大谷は打率.278。本塁打数はイチローが3本、大谷は14本で、出塁率と長打率を合わせたOPSはイチローが.917、大谷が.993となる。
イチローは安打製造機、大谷はスラッガーと打者のタイプが違い、期間中の打撃成績は両選手の特長がはっきり見えるものとなっている。1番打者としては、どちらも脅威的な存在であることは間違いない。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)