佐々木朗希はなぜ不振? メンタルの問題じゃない…ド軍OBの願い「間違いなくいい球」

レンジャーズ戦に先発したドジャース・佐々木朗希【写真:黒澤崇】
レンジャーズ戦に先発したドジャース・佐々木朗希【写真:黒澤崇】

毎回走者を背負う苦しい投球で4回5安打2失点

【MLB】レンジャーズ 5ー2 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)

 ドジャース・佐々木朗希投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発登板した。毎回走者を背負う苦しい投球となり、4回5安打2失点でメジャー初勝利はまたもお預けとなった。制球に苦しみ5四球を与え、地元放送局の番組に出演したOBたちからは「継続性が必要不可欠です」と課題を指摘する声が続出した。

 投球内容は苦しいものだった。初回無死一、二塁のピンチで3者連続三振を奪うなど随所に良さは見せたが、3回先頭のカーターに同点ソロを浴び、2死一、二塁からスミスに勝ち越し適時打を許した。最速は98.3マイル(約158.2キロ)を計測したものの、4回94球を投げてストライクは53球にとどまり、6奪三振5四球でマウンドを降りた。

 前回登板で自己ワーストの6失点を喫した右腕は、今季3試合目の登板でも白星を挙げられず、防御率は6.23となった。試合後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のポストゲームショーでは、開口一番、佐々木の“不振”が話題にのぼった。

 司会のジョン・ハートゥング氏が「3回まで彼は14回も空振りを奪っていました。なので間違いなくいい球をもっています」とポテンシャルを称賛した一方で、解説を務めるOBのジェリー・ヘアストンJr.氏は「効率性がなかったので投球回数を稼ぐことができませんでした」と指摘。ゴルフに例えて「彼はダブルボギー、ダブルボギー、バーディ、バーディ、バーディ、バーディ、そしてダブルボギー、ダブルボギーを叩き出すような選手です。パーがないんです。継続性が必要不可欠です」と苦言を呈した。

 ただ、厳しい声だけでなく、期待も込められている。ヘアストンJr.氏は「潜在能力はあります。スカウトもドジャースの首脳陣もそれを感じています」と語り、速球やスプリットを高く評価した。「鍵は90球から100球投げたときの継続性です。メンタルの問題でもないです。制球力を持続させることです」と述べ、圧倒的な才能の開花を待ち望んでいた。

(Full-Count編集部)

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