菅野智之「次は失敗できない」 制球が生命線も…首を絞めたABSルール「後手に回って」

初回ピンチでABSチャレンジに失敗「こっちも後手に回ってしまうというか」
【MLB】ドジャース 7ー1 ロッキーズ(日本時間18日・デンバー)
ロッキーズの菅野智之投手は17日(日本時間18日)、本拠地のドジャース戦で今季ワースト5失点を喫し、移籍後初黒星を喫した。今季から導入されたABSチャレンジ・システム(通称ロボット審判)のルールに苦しめられたようだ。
初回2死二塁、1ボールからテオスカー・ヘルナンデスへの内角スプリットがボールに。捕手サリバンがチャレンジを要求したものの、判定は変わらなかった。チャレンジは失敗に終わり、残ったチャレンジ権はあと1回に。菅野はこのピンチでT・ヘルナンデスを空振り三振に仕留めて難を脱したが、精神面で多少の影響があったようだ。
「最初のチャレンジを失敗して、『次は失敗できない』となると、やっぱりこっちも後手に回ってしまうというか。そんなことないかもしれないですけど、審判も判定しやすくなるというか」
針の穴に糸を通すような制球力が、鳴りを潜めた。ドジャース打線は、そこをつけこんできた。「ツーストライクまではうまく追い込めたりとか、空振りもそれなりに取れていた。でも、ツーストライク追い込んだ後の選球眼というのは、ドジャース打線はすごく良かったように思います。やっぱり投げミスは逃してくれない印象はあります」と悔しさをにじませた。
新ルールはまだ始まったばかり。「最初のチャレンジは慎重にしていかないといけないと思います。チャレンジする場面であったり、ゲームの流れを見てやる必要があるなと。ある程度はロケーション(制球)できていたと思いますけど、やっぱり勝負所で甘いところにいってしまうのはまだまだだと思う。詰めてやっていきます」。ベテラン右腕は今後の課題に挙げていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)