阪神青柳が今季初先発で初勝利、広島は6連勝でマジック13…セ2日はこうなった

広島・緒方監督と阪神・金本監督(左から)【写真:荒川祐史】
広島・緒方監督と阪神・金本監督(左から)【写真:荒川祐史】

巨人は両軍合わせて31安打の乱打戦を制す

 セ・リーグは2日に3試合が行われ、順位の入れ替えはなかったが、広島が優勝マジックを13に減らした。

 首位の広島は2位ヤクルトとの直接対決を3連勝で制し、優勝マジックを13とした。初回に2死一、二塁からバティスタが左翼席中段へ23号3ランを運んで先制に成功。さらに3回には菊池の12号2ランとバティスタのタイムリーで4点を挙げ、7点リードに広げた。先発マウンドに上がった戸田は、3回に2死満塁からバレンティンと雄平の連続タイムリーで3点を失ったところで降板。だが、アドゥワ、一岡、フランスア、中崎が無失点でつなぎ、チームを6連勝に導いた。

 3位の巨人は中日との乱打戦に13-9で勝利した。中日の先発・松坂から初回に岡本が28号3ランを放つと、2回には重信がキャリア初アーチをかけるなど、2回までに大量7点を奪った。3回にも坂本のタイムリー、4回には亀井と大城のタイムリーで、11-2と大きくリードして終盤へ。8回に打者一巡の猛攻で6点を返されるが、両軍合わせて31安打の打ち合いを制し、引き分けをはさみ2連勝とした。

 阪神はDeNAに12-3と大勝した。3回に1死から四球と敵失策で一、二塁とすると、福留が右翼へ先制タイムリー。なおも1死満塁から陽川の犠飛、俊介の三塁打などで一挙5点を先制した。5回に1点を加えた後、6回にソトの3点弾で3点差まで追い上げられるが、直後の6回裏に福留と陽川のタイムリーなどで4点を挙げ、勝負を決めた。今季初登板初先発だった青柳は、5回1/3を6安打5奪三振3失点で白星を飾った。

【1日終了時点】
1広島 70勝44敗2分 M15
2ヤクルト 57勝57敗1分 13.0
3巨人 58勝62敗3分 2.0
4阪神 51勝59敗1分 2.0
5DeNA 51勝63敗2分 2.0
6中日 53勝66敗2分 0.5

【2日終了時点】
→1広島 71勝44敗2分 M13
→2ヤクルト 57勝58敗1分 14.0
→3巨人 59勝62敗3分 1.0
→4阪神 52勝59敗1分 2.0
→5DeNA 51勝64敗2分 3.0
→6中日 53勝67敗2分 0.5

(Full-Count編集部)

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