韓国の23億円男、無念のマイナー降格 怪我完治も遠いメジャー…複雑なチーム事情の“犠牲”に

  • MLB
  • 2026.04.18
パドレスのソン・ソンムン【写真:アフロ】
パドレスのソン・ソンムン【写真:アフロ】

昨年韓国で26本塁打のソン

 パドレスは16日(日本時間17日)、ソン・ソンムン内野手をオプション降格させたと発表した。メジャー挑戦1年目の今季は怪我で出遅れ、リハビリ期間を終えてもマイナーでの調整を続ける形となった。

 ソンは昨年、韓国プロ野球(KBO)のキウムで144試合に出場し、打率.315、26本塁打90打点25盗塁、OPS.917をマーク。ポスティング制度でパドレスと4年1500万ドル(約23億7100万円)の契約を勝ち取った。昨年11月に東京ドームで行われた日本代表「侍ジャパン」との強化試合でも本塁打を放つなど活躍したが、脇腹の負傷でWBCは辞退。IL(故障者リスト)で開幕を迎えていた。

 マイナーではここまで16試合で打率.276、0本塁打10打点、0盗塁。リハビリ期間が終了したがチームはソンを昇格させず、降格という形で3Aに留まらせた。

 パドレスは16日(同17日)まで8連勝をするなど好調。元遊撃手のフェルナンド・タティスJr.外野手が二塁を守るなど、チームは様々な布陣を試している。

 パドレスはオプションを持つ野手はほぼレギュラーで、ソンを昇格させるにはブライス・ジョンソン、タイ・フランス、ニック・カステヤノスといったオプションのない選手をDFAにする必要がある。ジョンソンとカステヤノスは今季苦しんでいるものの、ソンが彼ら以上の結果を残せることを、まずはマイナーで証明しなければならない。

 米メディア「MLBトレードルーマーズ」は、ソンのこれからについて、「ソンをメジャーリーグに昇格させたとしても、多くの出場機会は得られないだろう。タティスが二塁を守るならなおさらだ。ソンはエルパソで定期的に出場機会を得ることができ、打撃の活性化が期待できるだけでなく、遊撃手としての経験を積む機会も増えるだろう。もしかしたら、外野手起用という実験的な試みを再び検討するかもしれない」と分析している。

(Full-Count編集部)

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