敵地中継が11秒沈黙…村上宗隆は「HR王に手が届きそう」 満塁弾後に絞り出した“本音”

7回に満塁弾を放ったホワイトソックス・村上宗隆【写真:アフロ】
7回に満塁弾を放ったホワイトソックス・村上宗隆【写真:アフロ】

2010年に完全試合を達成したブレイデン氏も驚き

【MLB】Wソックス 9ー2 アスレチックス(日本時間18日・サクラメント)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手は17日(日本時間18日)、敵地のアスレチックス戦に「2番・一塁」で先発出場し、7回に特大の6号満塁本塁打を放った。メジャー初のグランドスラムは敵地の放送席を約11秒間も沈黙させる一撃となった。かつて完全試合を達成した解説者も絶句した。

 快音を残した打球は中堅へ舞い上がった。7回に2番手右腕アルバラードが投じた98.2マイル(約158キロ)のフォーシームを完璧に捉え、サッターヘルスパークのバックスクリーンを軽々と越えていった。飛距離431フィート(約131.3メートル)、打球速度114.1マイル(約183.6キロ)という一撃だった。

 この日は第2、3打席で安打をマークし、メジャー出場20試合目で初のマルチ安打を記録。豪快な一発で初の3安打とした。村上は開幕直後に3戦連発の日本人新記録を樹立した後、一時的な不振に陥っていたが、14日(同15日)のレイズ戦で5号を放ち復調。この試合では5打数3安打4打点の活躍を見せ、大勝に大きく貢献した。

 あまりの飛距離に敵地の放送席も言葉を失った。地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の実況を務めるクリス・キャリー氏は「ムラカミは粉砕しました。バックスクリーンを超えていきました」と淡々と伝えた。すると、2010年に完全試合を達成した解説のダラス・ブレイデン氏が「なんてこった……」と思わず小さな声で呟いた。

 その後、放送席には約11秒間もの不気味な沈黙が流れた。キャリー氏が「安っぽい一発ではなかったです」と語りかけると、ブレイデン氏も「完璧な一発でした。彼は打った瞬間確信していましたね」と脱帽した。さらにキャリー氏は「ホームラン王に手が届きそうな位置にいますね」と、凄まじいパワーに最敬礼していた。

(Full-Count編集部)

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