松井秀喜氏、低迷の岡本和真は「結果出すしかない」 自身も経験「NYメディアに書かれた」

野球教室に参加し、ハローキティと写真を撮る松井秀喜氏【写真:編集部】
野球教室に参加し、ハローキティと写真を撮る松井秀喜氏【写真:編集部】

NYで子ども向け野球教室実施、“同学年”ハローキティと初対面

 ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が18日(日本時間19日)、ニューヨーク州で子ども向けの野球教室を開催した。39回目の今回は、日本人の少年少女を対象としたもので、35人を超える参加者が集まった。

 恒例となっている松井氏自ら行うフリー打撃では27スイング目に柵越えを放ち、子どもたちから大きな歓声を浴びた。子どもたちから「ホームランを打って!」とさかんに声援を送られる中、20スイングを超えたところで「あと5球で出なかったらごめんね」と言ってから最後の最後で一本出す辺りに、2009年にワールド・シリーズMVPに輝いた勝負強さ健在を印象付けた。

 逆風に苦しみながらも意地を見せた左打者は「(柵越えなしは)日本で2回ほどあった。球場選びに失敗して広いところでやったら入らなかった。来ていただいてホームランを見せられないのは一番悲しいので」とホッとした笑顔を見せた。

 実は今回はもう一つ、意地の見せどころがあった。新たに同野球教室のスポンサーとなったサンリオ社の人気者、ハローキティが訪問し、初対面を果たした。子どもたちの質問コーナーにも加わるなど「熱い視線」を送っていた世界的な人気者と51歳のレジェンドは、1974年生まれの同学年。松井氏は「うれしいですね。世界的に人気ですから。わざわざ来てくださって。(今日の野球教室は)女性の選手が多かったので喜んでいただけたのかなと思いますし、よかったです」と満足そうに話した。

 続けて、ある疑問を抱いていることも吐露。「同学年? らしいですね。でも(彼女は)74年にすでにこの形(姿)だったと思うんで、実際何歳なんですかね? その辺微妙なところですけど、私はベイビーだったのでね。いいですよね。永遠に歳を取らないのは、うらやましいですね」と言って笑った。

 普段からメジャーリーグでプレーする日本選手について「応援している」と話して温かく見守るスタンスを保つ。巨人の後輩でもあるブルージェイズの岡本和真内野手が打撃で少し調子を落としていることについては「アドバイスではないですよ」と前置きした上で自身の経験を語った。「結果を出すしかないんですよ。自分で日々改善しようと奮闘しているでしょうから。打つだけじゃないんで、彼の場合は守備もいいし、そういう部分で試合に出続けること。出続ければ改善方法も出てくるでしょうから。僕もそうでした。来たときに満塁本塁打を打った後はなかなか打てなかった。いろいろNYメディアに書かれたし、仕方ないですよ」。

 また、今季からメジャーリーグで導入されたABSシステム(ロボット審判)については「いいと思いますよ」と支持。審判へのリスペクトを持つことを大前提とした上で、「勝負どころですごいボール球をストライクと言われたらバッターは怒っちゃいますよ。本当に何ミリかの世界だったらあれだけど、明かな(ボール球をストライクとコールされること)のはよくありましたからね、いいんじゃないですか。リスペクトがある中できっちりやるのはいいことだと思いますよ。人間の目は100%じゃないですから」と見解を述べた。

(Full-Count編集部)

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