巨人2軍に眠る“お宝” 打点上位を席巻…1軍の非常事態を救う多士済々の才能たち

巨人・萩尾匡也、石塚裕惺、三塚琉生(左から)【写真:矢口亨、小林靖、町田利衣】
巨人・萩尾匡也、石塚裕惺、三塚琉生(左から)【写真:矢口亨、小林靖、町田利衣】

23日の2軍戦で育成出身21歳・三塚が技ありサヨナラ打

 巨人2軍は23日、本拠地で行われたファーム・リーグ中地区・西武戦に1-0で勝利し、試合のなかった首位DeNAとのゲーム差を「0」とした。緊迫した投手戦を制したのは、4年目・三塚琉生外野手の芸術的な一振り。今季の巨人2軍はリーグ最多118得点を挙げており、試合を決めた三塚をはじめ、実に5人がファーム・リーグ中地区の打点ランキングのトップ10に名を連ねている。

 育成出身の21歳が試合を決めた。0-0で迎えた9回1死一、二塁の場面で、石井琢朗2軍監督は、切り札として代打・三塚を選択。西武3番手・佐藤隼輔投手の変化球を振りぬくと、打球は右前へ。劇的なサヨナラ打となり、歓喜の主役となった。この一打で今季10打点目となり、リーグ4位タイに浮上。13安打で10打点と無類の勝負強さを見せている。

 三塚は2022年の育成ドラフト6位で桐生第一から入団。2025年6月に支配下契約を勝ち取り6試合に出場も、無安打に終わった。今季は悲願の初安打を目指す。

 巨人2軍には他にも巧打者が揃っている。打点リーグトップはドラフト5位ルーキーの小濱佑斗内野手(沖縄電力)。ここまで22試合で打率.271、14打点を記録している。2軍での活躍が評価され、21日には初の昇格を果たして「6番・遊撃」で先発出場し、初安打も記録した。

 2024年のドラフト1位・石塚裕惺内野手(花咲徳栄)も注目だ。ファームでは打率.298、10打点を記録し、小濱と同じ21日に1軍に昇格。22日にはプロ初打点となる2点適時三塁打を放った。

 4年目を迎えた萩尾匡也外野手も、ここまで打率.333、9打点と好調。慶大で主軸として活躍し、大学通算10本塁打を記録した東京六大学のスラッガーが本領を発揮する日も近い。

 1軍はここまでリーグ3位につけるものの、チーム打率.228はリーグ5位。正二塁手である吉川尚輝内野手が怪我の影響で出遅れ、開幕から中軸を務めていた泉口友汰内野手が試合前練習での負傷で離脱するなど不測の事態を迎えている。苦境の中、2年ぶりのリーグ制覇を目指すには若き力の台頭が待たれる。

【実際の映像】育成出身21歳の芸術的一打 巨人・三塚琉生の技ありサヨナラタイムリー

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