香港代表に26-0で5回コールド！　2回に大量19点　根尾がサイクル達成5安打5打点

初回3者凡退も、2回以降は力の差を見せつける

「第12回 BFA U18アジア選手権」が3日、開幕し、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表はKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で香港代表と初戦を戦い、26-0と圧勝した。2回に打者二巡、24人で13安打19得点を奪うと、先発の野尻幸輝（木更津総合）は3回をパーフェクト、7個の三振を奪った。

　初回にまさかの3者凡退に終わった侍ジャパンU-18代表だったが、2回に打線が爆発。先頭の藤原恭大（大阪桐蔭）がストレートの初球を選ぶと、続く根尾昂（大阪桐蔭）が先制の適時三塁打を放ち1点を先制した。その後打線が爆発し、打者二巡、24人の猛攻で大量19点を奪った。根尾はソロ本塁打、中前適時打を放って、1イニングでサイクル安打に王手をかけた。侍ジャパンU-18代表は3回にも4点を追加。根尾は2死二塁で、左前への適時二塁打を放ってサイクル安打を達成した。

　投げては先発の野尻が3回をパーフェクトに封じる好投。4回は2番手の奥川恭伸（星稜）が安打こそ許したものの、難なく無失点。5回表を市川悠太（明徳義塾）が0点に封じた時点で26-0となったため、侍ジャパンU-18代表のコールド勝ちが決定。初戦を圧勝で飾った。