ゲレーロJr.語る岡本和真の“素顔” 貫く哲学で評価一変…「素晴らしいし、面白い」

岡本が3試合ぶりの安打で勝利に貢献
【MLB】Bジェイズ 3ー0 Rソックス(日本時間29日・トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「4番・三塁」で先発出場。3回に先制となる2点適時打を放ち、試合の流れを引き寄せた。3試合ぶりの一発とはならなかったが、4打数1安打2打点で勝利に貢献した。
3回2死二、三塁で迎えた第3打席、岡本は左腕トーリの95.8マイル(約154.1キロ)を振り抜くと、打球はライナーで左翼手の頭上を超えた。3試合ぶりとなる安打で2者が生還。ブルージェイズに貴重な先制点をもたらした。
岡本は「何とかランナーをかえそうと思っていたし、いい結果になってよかった」と、適時打を振り返った。二塁を狙った走塁はアウトとなったが、「セーフになれると思って行ったので、僕の中ではセーフ」と前向きなコメント。手が先にベースに入ったように見えたが、試合に勝ったことで、微妙な判定も前向きに捉えた。
ここまでチームトップの5本塁打を放ち、同4位の13打点をマーク。勝負強さが光る打撃に、主砲のブラディミール・ゲレーロJr.内野手も「素晴らしいし、面白い人。彼はトロントを愛している」と惚れ込んでいる。
三塁守備への評価も日に日に高まっている。入団前は不安視する声もあったが、ここまで数多くの印象的なプレーを見せている。メジャー球場の芝と速い打球に苦戦する日本人内野手も多かったが、ここまでスムーズに適応しているように見える。
岡本の守備に対する意識はシンプルで「取れるアウトを確実に」。春季キャンプから、日本時代よりも深い守備位置で練習に取り組み、シーズン中も、試合前のフリー打撃前にノックを受けるなど守備力向上に努めている。
「守っている以上はアウトにするというのが野手の務めなので。練習ではいろいろなことを考えながら守りますが、試合は形は関係なく、アウトにしようという気持ちだけですね」。1つのプレーに集中してボールにくらいつく“哲学”は、打席で大事にしていることと通じるものがある。
25日(同26日)のガーディアンズ戦では好守で投手を助けた直後に、5号ソロを放った。守備が打撃に与える相乗効果については「分けて考えているので」とやんわりと否定。「打てないからといって、守備が駄目になるとかはなく、守備は守備、打撃は打撃と分けて、切り替えてやっています」と語った。
ここまで28試合に出場し打率.223(103打数23安打)、5本塁打、13打点。岡本自身、納得のいく数字ではないだろうが、“できること”を着実にこなし、攻守両面でチームに貢献している。
(Full-Count編集部)